帰る場所
外に出て、がんばりすぎるくらい頑張ってきた日に
「おかえりなさい」の声をきけると安心できる。
そこは、外とは違うゆったりとした時間が流れている。
外で我慢してしまっていたことや緊張してきたことから、少しずつ解放され。
深呼吸ができる、おだやかな時間を持ち、素のじぶんに軸を戻すことができる。
リゾート地でぼんやり過ごす時のような、
夏休みを過ごしたいなかの隠れ家にいるような。
独特で ゆったりとした時間の流れ。
帰る場所、おだやかな時間を持てる場所を増やせれば、
日々、忙しく(心を亡くして)がんばりすぎてても、素のじぶんに戻りやすくなる。
そんな場所を作りたいと思って、具体的な方法を考えています。
おかえりなさい、と迎えて…
帰ってきた方のおはなしを聞く場所。
お茶を一緒に飲む場所。
なにか、ものを一緒に作ってもよいし、
ゆっくり出汁とってみた味噌汁とごはんで、ごはんを一緒に食べるのもいいだろう。
そして、また。
外へと出かけていく前に。
いってらっしゃい。ありがとう。って ハグをして送り出せるような場所。
来てくれた人と、一緒になって泣いたり笑ったり。できる場所。
それが、わたしにとっての「帰る場所」
あたたかく迎えてくれる、誰かがいてくれる場所。
全てを受け入れてもらえる確信を持てる場所。
「帰る場所」があれば、きっと。
帰ることを思い出すだけで、人は笑顔でいられるのではないだろか?