三輪山へおでかけした日のこと
大神神社(おおみわじんじゃ。ご神体は三輪山そのもの。)へ行ってきました。
お山には、次の2点を誓ってきました。
- 重い気持ちや迷いで足が動きづらいとき、身体感覚が重くなり波に乗りづらいと感じる方が、より軽い感覚を取り戻せるように。わたしから、人の中に出て活動すること。
- 現実世界でのわたしの体験も、見えない世界を通じて表現できるもの(ことば伝達や波動確認)も。わたしの持つすべてを使っていくこと。
対話、reading、エネルギーヒーリングを通じてお役に立ちたいと願っています。
お山に呼ばれた...気がする
ことのおこりは、夢のつながりからことばをもらったこと。
「新しく成すことについて誓いを。そして、山で再確認を。」
わかるような、よくわからないような。
...ということで、大神神社へ行くことを決めました。
はじめは、ご神体のお山に足をかけることが申し訳なく感じ、
拝殿よりお伺いするつもりでいたのですが、
ご神体に受け入れていただくことで再確認する必要があるというメッセージが下りてきたため、三輪山の御神体に登拝(登山して一番上で祈りを捧げてくること)させていただきました。
お山へ一人で行くのが気が引けて、友人を誘っていってきました。
ご神体へお邪魔する以上、正装に近い感じがいいかなと思って、
ジャケットを着用していたのですが、
お山に入る前に狭井神社さんで神官さんの襟を模したタスキを、
入山証としてお借りできたので、ジャケットは脱いでしまいました。
お山の中で
お山が力を貸してくれた行きの道
行きは、三輪山の意識に呼ばれ続けているような感覚が強く、
足元から感じる山のエネルギーのうねりと、タスキにつけられた鈴が足を運ぶときに出す音とが一致するようなリズムを保って、かなりの速さ(自分ではこんなに早く上がれない)で上がっていきました。
視界もいつになく明瞭で、現実ここにある世界とほかの場所のはざまが重なる視界のまま歩くことになりました。
山に沿うエネルギーのきらめき、命の多くの気配と精霊の気配を感じられてとても気持ちよかったです。いつもそばにいてくれる精霊さんたちも、本当に楽しそうにくるくると軽やかに動き、光を増して美しくなりました。
生きてるお山のエネルギーが、わたしもその一部であるように取り扱ってくれたから、呼吸することで、身体がどんどん軽くなる体験をしました。
そして、
大いなる存在とともにある感覚を実感できました。
友達が力を貸してくれた帰りの道
下りは完全に自分の肉体の力のみ。
急に体が重く感じられるようになり、ほぼ人の感覚のみに制限されました。
お山のエネルギーは、やや奥へむかって下がったような感じになり、行きほどの明瞭なうねりは伝わりづらくなってしまいました。
同行してくれた友人とはげましながら、お山を下りていくことで
友人たちと感覚がつながるような意識が出てきました。
不思議なくらい、なんでもないことで笑いが出てきました。
しんどいと感じるときも、誰かがそばにいてくれて、
なんでもないような会話ができることが、人にとってとても大切なこと。
しんどいときこそ、誰かひとりでもいいから、つながりをもつことが大切であること。
そのことを実感できました。
お山に入って感じたこと
人は関係性。別個だからこそつながることができる。
これまで、見えない世界へ意識を置くことも多く、人としての自覚が乏しいときも多かったですが。せっかく、いまはある肉体。
人であることも堪能しよう。人との関係性をもっと持ちたい、居場所を増やしたい。と思いました。
見えない世界と過ごしている方は、肉体を生きづらいこともあると思います。
それも、ひとであるから体験できる事象。
ひとである肉体を通じて、見えない世界とともに生きていくことが必要だと感じています。
ひとのなかに居場所が見つけづらいときでも、受け入れてくれる人はきっといる。
不思議を受け入れてくれる人と見えない世界と共生している方の両方が共に過ごせる場所づくりを、これから進めていきますね。
居場所(帰ってこられる場所)が、少しでも多くなりますように。
肉体を整えることの必要性
大いなる存在が力を、人の肉体におろしてくれるとき。
うけとめる側の人の感覚が整っていないと、その力をうまく使えない。
現象世界に存在する肉体の中のリズムと、
見えない世界にある波のリズムとを、
うまく重ねあわせることで、
肉体がもっとも楽で身軽な行動ができる状態を保つこと。
それには、自分の肉体のうちにあるリズムを感じつつ、
見えない世界に流れているリズムを感じ取る必要が出てきます。
肉体に取り込む食事、普段持っている感情や習慣。
瞑想などによる自分との対話手法。
それらを大切にして、
重い気持ちや迷いで足が動きづらいと感じる方、
身体感覚が重くなり波に乗りづらいと感じる方が、
より軽い感覚を取り戻せるようにお手伝いできればと思います。
三輪山の地を離れる際の1枚。
お山は空と地面と両方からうねりがでてくる場所でした。