次が来る前の苦しい思い
自分自身を再確認してみる。
これまで続いてきた自分自身へのこだわりを置いていこう。
これまでのわたしは、今日で終わり。
きょうから、少し違う形でわたしがはじまる。
こころのなかに、動いている気配はないか。
むずむずと、動きたくなる思いはないか。
ひとつ、ふたつ。表に出してみる。
それだけでも、あたらしい自分の種となる。
~~~以上、reading内容
外に出るしかない
産まれる前には、死がある。
これまで、体内で羊水のなかに生きていた「ひと」の姿から、
母親の身体の外に出て、呼吸して過ごす「ひと」の姿への変貌。
羊水に生きる「わたし」は死んで、呼吸する「わたし」が生まれる。
呼吸することになって、出来ることも増えるが。
死にゆく羊水に生きるわたしは、苦しい思いを持っていただろう。
それでも。ひとは生まれる。
新しい形で生き始める。
苦しい、変わりたくない。いろいろな思いを味わうかもしれない。
それでも、「新しいわたし」でいることを決めよう。
水の中から、外へ向かって。