サクラからきくもの
サクラ。咲く季節。
ちょうど、田植えの用意を始める時期に花咲く花です。
サ = 穀物のかみさま
クラ= 神の居る場所。神座。
穀物の神が宿る場としてのサクラ。
まだまだ寒い季節、2月だった立春。
そこからはじまった霊のめざめの儀式もいよいよ終わりを迎え
とくとくと息づく霊が動き始める季節にサクラが咲く。
サクラが咲くから、霊が起きるのか。
霊が起きるから、サクラが咲くのか。
立春におこなった予祝(よしゅく)。
ことしも豊かに花開き、実るとしになりますように。
ことしもしあわせにすごせますように。
そのはじまりの風景がサクラ咲く風景につながる。
サクラのはなを今年も見に行ってきました。
花見は、かみさまと分かち合うための習慣。
直会(なおらい)の習慣にもつうずるものがあります。
これからの喜びを、あらかじめ人のからだのなかに分けてもらう儀式。
これからのしあわせを、あらかじめかみさまと祝う時間。
ことしは、だれとお花見をしましたか?
どんな気持ちで花をながめましたか?
サクラの下で「ふと」うかんだことばはありましたか?
大切なひとたちと過ごす、大切なじかん。
あなたの「次」のステージへつながる大切なメッセージ。
ヒントを受け取って、実りの季節へ向かいましょう。